全米/ローカルニュース

  • 来年のアカデミー賞を2カ月延期し4月開催へ 新型コロナの影響受け  

    2020年06月15日

    【ロサンゼルス15日】米映画芸術科学アカデミーは15日、2021年2月28日に開催する予定だった「第93回アカデミー賞」の授賞式を、2021年4月25日に延期すると発表した。新型コロナ・パンデミックを受けた措置で、アカデミー賞授賞式が延期されるのは40年ぶり。   新型コロナの影響を受けた製作遅延を考慮し、候補作品の上映期間に関するエントリー条件も、従来の今年末までから、2021年2月28日までに延長される。ノミネーション作品の発表は、2021年3月。 米映画芸術科学アカデミーのデービッド・ルビン会長らは、困難時に映画が果たす役割の重要性に言及し、「製作者に、作品を完成させ公開するために必要な時間的余裕を与えたい」とコメントした。  

  • 黒人男性、警官に射殺される 抗議のデモ隊一部暴徒化  

    2020年06月14日

    【ニューヨーク14日時事】白人警官による黒人男性暴行死事件をきっかけに人種差別への抗議デモが全米で広がる中、ジョージア州アトランタで12日夜、黒人男性が警官に銃で撃たれ、死亡した。 地元メディアによると、事件を受けてアトランタのボトムズ市長は13日、市警本部長の引責辞任を発表するとともに、「武器の正当な使用とは思えない」として、発砲した警官の懲戒免職を要求。 この警官は白人で、免職処分となったという。   米メディアによると、13日夜、射殺に抗議する人々が事件現場のファストフード店付近に集まり、一部が暴徒化。同店は放火され炎上した。警察はデモ隊を排除するため催涙ガスを発射した。その後、近くの高速道路がデモ隊に占拠され、通行できなくなった。   州捜査当局の発表によると、死亡したのはアトランタに住むレイシャード・ブルックスさん(27)。ファストフード店のドライブスルーに止めた車の中で寝ている男がいるとの苦情を受け、複数の警官が現場に派遣され、ブルックスさんに飲酒検査を実施した。   基準値を上回るアルコールが検出され、警官がブルックスさんを拘束しようとしたところ格闘となり、ブルックスさんは警官の一人が持っていたスタンガンの一種「テーザー銃」を奪って逃走。 捜査当局が公表したビデオ映像には、ブルックスさんが走りながら、追い掛ける警官に銃口を向けた後、警官が発砲する様子が収められている。 写真:ジョージア州アトランタで、黒人男性が警官に射殺された事件を受け、抗議のデモ行進をする人々    

  • コロナ治療で1億円超請求 2カ月入院の70歳男性に  

    2020年06月14日

    【ワシントン14日時事】新型コロナウイルスに感染し、ワシントン州の病院に2カ月余り入院した男性(70)が、110万ドル(約1億1800万円)を超える治療費を請求された。地元紙シアトル・タイムズが13日報じた。   同紙によると、男性は3月4日に入院し、一時危篤状態に陥ったものの回復して5月5日に退院したが、受け取った請求書は181ページにも及んだ。 請求額は計112万2501ドル。内訳は、集中治療室代が1日9736ドル、29日間の人工呼吸器代8万2000ドルなど。   男性は高齢者向け公的医療保険(メディケア)の適用を受けるため、自己負担の必要はない見込みだが、費用の大半が税金で賄われることから「罪悪感」があるという。 「私の命を救うのに100万ドルかかった。それだけの価値はあったが、そう言えるのは私だけかもしれないということも分かっている」と同紙に複雑な心境を語った。    

  • コロンブス像破壊される 人種差別抗議で  

    2020年06月12日

      【ニューヨーク12日時事】白人警官による黒人暴行死事件で全米に広がった人種差別への抗議デモが続く中、各地にある入植時代の指導者や南北戦争(1861~65年)で黒人奴隷制を維持した南部連合(南軍)を象徴する人物の記念像が相次ぎ倒されている。 人種差別や白人至上主義の象徴と見なされているためで、事件を機に撤去を求める声が高まっている。   バージニア州リッチモンドでは10日、南部連合のデービス大統領の像がデモ参加者に引き倒された。同地では9日にも、イタリア出身の探検家コロンブス像が倒され、火を付けられた後、湖に沈められた。 コロンブスについては先住民虐殺の時代を招いた人物とする見方があり、現場では先住民を支援するデモが行われていたという。東部ボストンでもコロンブス像の頭部が切断されるなど各地で記念像の損壊が相次ぐ。   こうした情勢を受けて、ペロシ下院議長は10日、連邦議会議事堂から南部連合を象徴する11の像撤去を要請。自動車レース、NASCAR(ナスカー)も10日、声明で「南軍旗掲揚は、全てのファンや選手らを歓迎し、受け入れる環境づくりに向けたわれわれの取り組みと相いれない」と述べ、全イベントで南軍旗掲揚を禁止した。   一方、イタリア系であるニューヨーク州のクオモ知事は11日、コロンブスへの批判的な見方に言及しつつ、「像はイタリア系米国人のニューヨークへの貢献に対する謝意を象徴するものだから、私は支持する」と強調。ニューヨーク市のコロンブス像を維持する考えを示した。 写真:マサチューセッツ州ボストンの公園で、頭部を切断されたコロンブス像    

  • ビザの一部発給停止も 景気対策で国内就労優先  

    2020年06月12日

      【ニューヨーク12日時事】12日付のウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ政権が一部の就労ビザの発給を一時的に停止することを検討していると報じた。新型コロナウイルス感染拡大で急激に悪化した景気の回復策として、数週間以内に公表される可能性があるという。 停止が決まれば、日本企業の米国転勤者などに影響が出る恐れがある。   発給停止は、米国人の就労を優先させる狙い。だが、企業や議会からは、特殊技能を持つ外国人の就労制限につながり「米経済の妨げになる」として、反対の声も上がっているという。   同紙が報じた政権関係者の話によれば、停止は特殊技能職を対象とする「H―1B」、熟練・非熟練労働者の「H―2B」、交流訪問者の「J―1」、企業内転勤者の「L―1」などを対象に、10月1日から始まる新年度以降も続く可能性がある。   既にビザを取得し、渡米済みの人への影響はない見通し。新型コロナ治療に携わる医療従事者や食品生産など、一部の職種は除外を検討している。   政権内では、「H―1B」の申請費用の引き上げや、同ビザ保持者の配偶者の就労禁止なども課題に浮上しているという。    

  • LA郡のホームレス人口が12・7%増加 234人がコロナ感染  

    2020年06月12日

    【ロサンゼルス12日】ロサンゼルス郡で1月に実施されたホームレス調査「2020 Greater L.A. Homeless Count」の結果が12日に発表され、郡内のホームレス人口が66433人で、昨年同時期に比べ12・7%増加したことが分かった。   66433人のうちの41290人がロサンゼルス市内の路上で生活しており、この数は2019年から14・2%増加した。ロサンゼルス・ホームレス・サービス局(LAHSA)によると、3月中旬からの新型コロナ・パンデミックがホームレス人口に及ぼした影響はまだ不明だが、郡内ではこれまでに234人のホームレスが新型コロナウイルスに感染したことが判明しており、6人が死亡した。   新型コロナウイルスによる外出自粛令が出された3月以降、米連邦緊急事態管理局(FEMA)と州当局のプロジェクトにより、6010人のホームレスが路上からホテルやシェルターなどへ避難した。また、ロサンゼルス郡と市は18日、フリーウエー周辺で生活するホームレス約7000人に、シェルターや住宅を提供する協定に合意した。    

  • 「鼎泰豊」米1号店が閉店 アーケディアで20年  

    2020年06月12日

    【ロサンゼルス12日】小籠包で有名なレストラン・チェーン「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の国内第1号店として20年前にオープンしたアーケディアの店舗が11日、新型コロナウイルスによる経営不振が原因で閉店を決めた。   同店近くのショッピングモール「Westfield Santa Anita」内の店舗は営業を続ける。1号店閉店に伴い、米国内の店舗は加州7、ワシントン州4、オレゴン州1の合計12店となり、ラスベガス店が今年中に「ARIA Resort & Casino」内にオープンする予定。  

  • ロサンゼルス、スポーツジムや映画制作など12日再開 ディズニーは7月17日  

    2020年06月11日

    【ロサンゼルス11日時事】カリフォルニア州ロサンゼルス郡は10日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で停止していたスポーツジムや旅行者向けのホテルの営業、映画・音楽の制作事業などを12日に再開することを認めると発表した。無観客のプロスポーツ試合開催、博物館や水族館の開館なども許可する。   また、娯楽施設を運営するディズニーランド・リゾートは10日、当局の承認を前提に、カリフォルニア州アナハイムにある二つのテーマパークを7月17日に再開する方針を明らかにした。隣接するホテルは同月23日に営業を再開する。   カリフォルニア州では5月以降、経済活動の再開が徐々に進んできた。州内で最も厳しい規制を維持していたシリコンバレーの中心地サンタクララ郡でも今月5日、レストランのテラス席での飲食や小売店舗の営業、すべての製造・物流業を再開することを認めた。    

  • 運動中のアジア系女性に白人女性が人種差別発言 トーランス市のウィルソンパーク  

    2020年06月11日

    【ロサンゼルス11日】トーランス市のウィルソンパークで10日午前9時頃、階段を使い運動をしていたアジア系女性が、白人女性に人種差別的な発言を浴びせられる事件が起きた。   被害女性らが撮った動画では、白人女性がアジア系女性に対し、階段を使っていることに不満を述べ、「アジアの国へ帰れ」などと罵った後、暑い中黒色の服を着ているなどと文句を言い、フェイスブックに載せたいならそうしてみろ、とまくし立てた。   被害女性はこの事件を同市のパークレンジャーに通報し、他の人に同じ体験をして欲しくないと訴えている。    

  • ベンチュラ郡の3カ所で山火事発生 高温、乾燥、強風で延焼  

    2020年06月11日

    【ロサンゼルス11日】ベンチュラ郡の3カ所で10日、山火事が発生。Elizabeth Road付近の「Elizabeth Fires」と Lime Canyon付近の「Lime Fire」は、11日朝の時点でそれぞれ275エーカーと450エーカーを焼き延焼している。残りの一カ所の山火事は出火直後に消火された。   11日朝の鎮火率は、「Elizabeth Fires」が70%、「Lime Fire」が20%。周辺の住民には避難勧告が出されており、「Lime Fire」では建物25棟が延焼の危険性に直面している。   10日の同地域の気温は94度まで上昇。湿度は15%~20%と低く、強風が吹いていた。山火事は高圧送電線からの発火が原因である可能性が高い。同地域は2017年に、28万エーカー超を焼いた郡内最大規模の山火事「Thomas Fire」の被害に遭っている。