全米/ローカルニュース

  • 電子たばこ購入、21歳以上に 全面禁止から後退  

    2019年11月09日

    【ワシントン9日時事】トランプ大統領は8日、呼吸器疾患との関連が指摘される電子たばこについて、購入可能年齢を現行の18歳以上から21歳以上に引き上げる考えを明らかにした。ただ、全面的な販売禁止には慎重姿勢をにじませた。   トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、電子たばこが若者の間で急速に広がっている事態を踏まえ「最も大事なことは、子供たちを守ることだ」と強調。来週にも政府として対策をまとめる意向を表明した。   一方で「(電子たばこは)大きな産業になっている」とも述べ、雇用面を含め、規制強化の影響を考慮する必要があると指摘した。米政府は9月、ほぼすべての電子たばこの販売を禁止する方針を打ち出していたが、大幅に後退させた形だ。   電子たばことの関連が疑われる呼吸器疾患の症例は全米で2000件を超え、少なくとも39人が死亡したと伝えられる。米国内の一部州では、既に購入可能年齢を引き上げるなどの規制強化に踏み切っている。   疾病対策センター(CDC)幹部は8日、米メディアなどとの電話会見で、電子たばこによるとみられる肺疾患の患者29人の検体の分析で、全員からビタミン複合体の副産物「ビタミンEアセテート」が検出されたと発表した。疾患との因果関係は立証されていないものの、原因特定に向けた突破口になる可能性があるという。  

  • 住宅に小型機墜落、炎上 パイロットが死亡  

    2019年11月07日

    【ロサンゼルス7日】アップランドの住宅に7日午前11時頃、小型飛行機が墜落し炎上する事故が起き、飛行機のパイロットが死亡した。同乗者はいなかった。   サンファナンド郡消防署によると、飛行機が墜落した時、この住宅にはカップルとその赤ちゃんがいたが、被害を受けたエリアの反対側の部屋にいたためにケガはなかった。 事故現場から1マイル以内に私営空港があり、墜落した機体がここから離陸した可能性がある。連邦航空局が、事故の詳しい原因を調べている。  

  • 下水管に落ちた男性を救出 消防署員60人が出動  

    2019年11月07日

    【ロサンゼルス7日】ウィルミントンで7日、深さ50フィートの下水管の中に男性が落下し、消防署員60人近くが出動し救出する事態が起きた。 当初、男性が助けを求める声がしたマンホールは、実際に救出されたマンホールから1マイルほど離れており、救出時の最難関は、男性の居場所の特定だった。   男性は約2時間後に救出され、後に56歳のホームレスであることが確認された。消防当局によると、男性は道に迷って下水管に落ち、数日間を過ごしたと話しているという。  

  • FWY101の一部、乱射事件で犠牲の保安官偲び命名  

    2019年11月06日

    【ロサンゼルス6日】サウザンド・オークスの「Borderline Bar & Grill」で昨年11月7日に起きた銃乱射事件で、犠牲になったベンチュラ郡シェリフ局の保安官ロン・ヘラスさん(54)を偲んで6日、フリーウェー101号の一部、HampshireからLynnまでの3.4マイル間が「Sergeant Ronald Lee Helus Memorial Highway」と命名され、緑色の看板が設置された。   同銃乱射事件では、ヘラスさんを含む12人が犠牲になった。ヘラスさんはシェリフ局勤続29年のベテランで、現場に立ち入った際に撃たれた。銃を乱射したイアン・デイビッド・ロング容疑者(28)は元海兵隊員で、精神病を患っていた。 同容疑者は、現場で自殺した。事件現場では7日、追悼催しが開催された。  

  • 7年前盗難のリトグラフ1200点、物置で見つかる  

    2019年11月06日

    【ロサンゼルス6日】サンファナンドバレーでこのほど、他界した親戚宅の物置を掃除していた男性が、アート系雑誌の出版者が保有するウェストLAの倉庫から2012年に盗まれ行方不明になっていた、スコットランド生まれの画家ベンジャミン・クレームのリトグラフ約1200点を発見した。   警察当局によると、見つかったリトグラフはすべて、抽象表現主義の画家ベンジャミン・クレームによる、1960年代から70年代の作品で、サイン入りのものも多い。   ウェストLAの倉庫からは2012年、約2300点のアート作品が盗まれ、そのうちの約1300点が見つかった。   サンファナンドバレーの物置で見つかった作品の総額はおよそ80万ドル。  

  • 米、パリ協定離脱を通告  

    2019年11月05日

    【ワシントン5日時事】トランプ政権は4日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を正式に国連に通告した。来年11月に行われる大統領選の翌日に当たる4日に離脱が完了する。主要締約国の離脱で協定は骨抜きになる恐れがある。   ポンペオ国務長官は声明で「トランプ大統領は協定が米国の労働者、企業、納税者に不公平な経済負担になっているため離脱を決定した」と説明。温暖化対策の議論では、化石燃料や原子力、再生可能エネルギーなどの利用を踏まえ、「現実的で実用的な」対策を提示すると強調した。   国連も4日、離脱の通告を受け取ったと確認した。パリ協定離脱はトランプ氏が掲げた選挙公約の一つ。   米国は2025年までに二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を05年比で26~28%削減する目標を打ち出した。しかし、トランプ氏は温暖化の科学的根拠に一貫して否定的な見解を示し、協定を批判。一方で石炭などのエネルギー産業に対する規制緩和を推進した。   米国はCO2排出量で中国に次ぐ世界2位。米国が離脱すれば協定の実効性が失われそうだ。   パリ協定は15年に約200カ国・地域が合意し、翌年に発効した。発行日から3年がたつ今年11月4日以降に国連に対して離脱の通告が可能になり、その1年後に脱退が正式に完了する。  

  • アップル、25億ドル投資 カリフォルニア州の住宅難対策に  

    2019年11月05日

    【シリコンバレー5日時事】アップルは4日、カリフォルニア州の住宅難対策事業に計25億ドル(約2700億円)を投じると発表した。資金は今後2年かけて、低コストの住宅建設のための基金や住宅購入者への金融支援に回す。アップルに償還された資金は、さらに5年かけて将来のプロジェクトに再投資するという。   カリフォルニア州では住宅難が社会問題化している。特に住宅価格や家賃の高騰が深刻なサンフランシスコ湾岸地域では、給与水準の高い人材がシリコンバレーの大手IT企業に集まり、相場を押し上げているとの批判が出ている。   フェイスブックも10月、同州の住宅難対策に10億ドルを投じると発表。住宅2万戸の供給につながると説明している。  

  • 違法マリファナ栽培350件 15億ドルに値 加州司法局  

    2019年11月04日

    【ロサンゼルス4日】カリフォルニア州司法局は4日、州内で今年に入り、違法なマリファナ栽培による警察当局の手入れ件数が約350件にのぼり、その結果95万株以上が押収されたと発表した。金額にすると15億ドル以上に値する。 カリフォルニア州では2018年、嗜好用マリファナが合法化された。   司法局によると、違法マリファナ栽培の取り締まりの結果、州全域で150人近くが逮捕され、168個の銃器類が押収された。 同局は、マリファナの違法栽培が州の野生生物の生態や水質に害を及ぼすとして警鐘を鳴らしている。  

  • ニュートンジョンさん衣装、40万ドル 映画「グリース」で着用  

    2019年11月04日

    【ロサンゼルス4日時事】1978年、世界的にヒットしたミュージカル映画「グリース」で、主演のオーストラリアの歌手オリビア・ニュートンジョンさん(71)が着用した黒いレザーの上下の衣装が2日、カリフォルニア州ビバリーヒルズで競売に出され、40万5700ドル(約4400万円)で落札された。 競売商ジュリアンズ・オークションによると、予想価格の2倍だった。   共演のジョン・トラボルタさん(65)と映画の終盤、「愛のデュエット(ユア・ザ・ワン・ザット・アイ・ワント)」を歌った際に着ていた衣装で、豪南部メルボルンにあるオリビア・ニュートンジョンがん研究センターの資金集めのため、他の品々と共に出品された。   ニュートンジョンさんは2018年、3度目のがん闘病生活に入っていることを告白した。  

  • NYでフォアグラ禁止 22年から罰金2000ドル  

    2019年11月02日

    【ニューヨーク31日時事】ニューヨーク市議会は30日、強制的に太らせたカモやガチョウの肝臓からとった高級食材フォアグラの販売・提供を禁じる法案を賛成多数で可決した。 約1000店のレストランがフォアグラを使ったメニューを提供する世界屈指のグルメの都の食事情に大きな影響を与えそうだ。   フォアグラの生産では、カモやガチョウののどにチューブを差し込み、飼料を強制的に流し込んで肝臓を肥大化させる「強制給餌」と呼ばれる飼育方法が主流で、動物愛護団体から残虐との批判が高まっていた。   ニューヨーク市の禁止法は2022年に施行され、強制給餌で生産されたフォアグラを販売・提供した場合、最高2000ドル(約22万円)の罰金を科す。   米国ではカリフォルニア州が12年からフォアグラの販売を禁止。また、自然食品スーパー大手「ホールフーズ・マーケット」が販売を取りやめるなどの動きも出ている。