全米/ローカルニュース

  • 加州、バーや映画館を再び営業停止 本格的な後退、他州に影響  

    2020年07月14日

      【ロサンゼルス14日時事】カリフォルニア州のニューサム知事は13日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、幅広い領域で屋内の活動を再び停止するよう州全土に命じた。地域によっては再開を認められていたバーや映画館は営業停止に逆戻りすることになった。   米国では感染者数の再拡大に伴い経済活動の再開が停滞している。全米最大の人口を抱えるカリフォルニア州が本格的に再開の動きを後退させたことは他州の動向にも影響を与えそうだ。   州全土で閉鎖を命じたのは、レストランの店内飲食、映画館、ワイナリーなど。同じ飲食店でもバーの営業は屋内外を問わず禁止する。   ロサンゼルスなど感染拡大の懸念が大きい地域については、さらに規制を厳格化。オフィスやスポーツジム、礼拝所、美容院、ショッピングモールの営業なども停止を求めた。   カリフォルニア州は3月、全米でいち早く州全土に外出規制措置を導入。当初は感染拡大を抑え込んだと評価された。   しかし、経済再開を進めるにつれて感染者数が増勢に転じていた。ニューサム知事は記者会見で「ウイルスはすぐには消えてなくならない」と忍耐を呼び掛けた。   また、ロサンゼルスとサンディエゴでは公立学区が、8月からの新年度の授業をすべてオンライン形式で始めると発表した。感染の動向を見極めつつ、教室での授業再開を探る。両学区は声明で「コロナウイルスは夏休みを取っていない。むしろ地域社会への攻撃を強めている」と強調した。 写真:カリフォルニア州のニューサム知事=9日    

  • オンライン履修の留学生は退去を 米移民局  

    2020年07月07日

      【ワシントン7日時事】米移民税関捜査局(ICE)は6日、今秋から新学期に入る大学などで受講予定の外国人留学生について、新型コロナウイルスの影響で全課程をオンライン授業で履修する場合は査証(ビザ)を発給せず、米国滞在も認めないと発表した。外国人規制が強化されることで、日本からの留学生や留学希望者に影響する可能性もある。   ICEによると、規制対象は一般的な学生のF―1ビザと職業教育用のM―1ビザ。ロイター通信によると、国務省は2018年10月~19年9月にFビザを約39万件、Mビザを約9500件それぞれ発給した。留学予定の大学などで授業がすべてオンライン化されれば、両ビザは発給されず、米入国もできなくなる。   また、既にビザを保有する留学生は対面式の授業が行われる学校を新たに探し出し、新学期から通う必要がある。ICEは「さもなければ退去手続きへの着手など、移民法上の措置に直面する可能性がある」として、送還対象になり得ると警告している。   各大学などは現在、新学期からの授業計画作成を進めているが、新たな規制で影響を受ける留学生の数は不明。留学生の受け入れが激減すれば、一部の学校で経営上の打撃となる可能性もある。米教育協議会のファーンズワース副会長はCNNテレビに、新たな措置が「さらなる混乱と不透明さを生むのではないか」と懸念を示した。 写真:新型コロナウイルスの影響で授業が無くなり、閑散としたジョージタウン大学の構内    

  • 「TikTok」禁止検討 中国リスク警戒  

    2020年07月07日

    【ワシントン7日時事】ポンペオ米国務長官は6日、安全保障の観点から、短編動画アプリ「TikTok(ティックトック)」など中国企業が提供するソーシャルメディアのアプリの使用禁止を検討していると述べた。インド政府は国境をめぐる中国との対立を理由に中国製アプリを禁じており、トランプ政権も同調する可能性が出てきた。   ポンペオ氏はFOXニュースに対し、中国製アプリの使用禁止について「確かに検討している」と語った。ティックトックはユーチューブやインスタグラムと競合しながら若者を中心に利用者を増やしている。運営会社の字節跳動(バイトダンス)は北京に本社を置く。   米政権・議会は、ティックトックが中国法に基づいて中国共産党に個人情報を提供しかねないと問題視。米軍関係者などは既に業務上の使用を禁じられている。  

  • K・ウェストさん、トランプ氏に挑戦? 大統領選「出馬」を表明  

    2020年07月05日

    【ワシントン5日時事】人気ラップ歌手カニエ・ウェストさんは4日、「米国の大統領に立候補する」とツイッターに投稿した。11月の選挙まであと4カ月となる中、出馬を真剣に検討しているのかや、立候補に向けた正式な書類手続きをしたのかは不明。   ウェストさんは「神を信じ、われわれのビジョンを一つにし、われわれの未来を築くことによって米国の約束を今や実現しなければならない」と訴えた。   ウェストさんはトランプ大統領の支持者として知られ、ホワイトハウスに招かれたこともある。米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はウェストさんの投稿に対し、「全面的に支持する」と書き込んだ。  

  • 須藤さんが新記録で7連覇 無観客でホットドッグ早食い NY  

    2020年07月05日

      【ニューヨーク5日時事】米独立記念日の4日、恒例のホットドッグ早食い大会がニューヨークで開かれ、女性部門で米国在住の須藤美貴さん(34)が10分間で48個半を食べ、大会新記録で7連覇を果たした。例年は屋外で大勢の観客を集めて開かれる大会だが、今年は新型コロナウイルスの流行のため、屋内での無観客開催となった。   須藤さんは、自己ベストの41個を大きく更新して圧勝。大会はスポーツ専門局ESPNで生中継され、須藤さんは「家で見てくれた皆さん、応援ありがとう。素晴らしい気分」と喜んだ。男性部門では、ジョーイ・チェスナットさん(36)が同じく大会新記録となる75個を平らげ、13回目の優勝を果たした。   ニューヨーク市では、レストランでの店内飲食禁止など、コロナ対策の規制が一部で続いている。独立記念日恒例の花火は、見物客が集まるのを避けるため、打ち上げ日を分散して5分間のみとし、場所も事前に公表せずに実施。大リーグの開幕も今月下旬に延期され、市民の夏にコロナが影を落としている。 写真:ホットドッグ早食い大会で優勝した須藤美貴さん  

  • コロンブス像倒される 人種差別抗議のデモ隊  

    2020年07月05日

      【ワシントン5日時事】ボルティモアで4日夜、人種差別に抗議するデモ隊がイタリアの探検家コロンブスの像を引き倒した。地元紙ボルティモア・サンが伝えた。植民地主義や奴隷制とつながりのある人物の像を撤去する動きが米国内外で相次いでいる。   コロンブスは「新世界」の発見者として長らく称賛されてきた。しかし現在では先住民の虐殺者とする見方が広がり、南北戦争を戦った奴隷制支持の南軍将軍らと同様に非難の的となっている。   コロンブス像の引き倒しに先立ち、トランプ大統領は4日の独立記念日を祝う演説で「コロンブスがアメリカを発見した1492年に始まった米国の生活様式を共に守り、保護し、維持しよう」と言及。「暴徒が像を引き倒し、歴史を消し去り、子供たちを洗脳するのを決して許さない」と発言していた。 写真:ボルティモアで、デモ隊によって引き倒されるコロンブス像  

  • 記念碑破壊に対決姿勢 トランプ大統領「左翼文化革命」と非難  

    2020年07月04日

      【ワシントン4日時事】トランプ大統領は3日夜、初代大統領ジョージ・ワシントンら歴代大統領4人の顔が山肌に刻まれたサウスダコタ州ラシュモア山で独立記念日(4日)を祝う花火大会に出席し、演説した。人種差別抗議デモで相次ぐ記念碑破壊を、米国の歴史を否定する「左翼文化革命」だと非難し、過激な抗議デモへの対決姿勢を鮮明にした。   各地の抗議デモでは、奴隷制維持のため南北戦争を戦った南軍指導者だけでなく、奴隷所有者だったワシントンらの像も破壊されている。トランプ氏はこうした動きを「絶対的忠誠を求める極左ファシズム」と呼び、「彼らの教義を唱え、その戒律に従わなければ、あなたは迫害され、罰せられる」と不安をあおった。   一方、ラシュモア山に刻まれた4人について「決して冒涜(ぼうとく)させない。英雄は傷つけさせない」と語った。支持率が低迷する中、保守の愛国心と左派への反発に訴える戦略とみられ、約7500人の聴衆が総立ちで喝采する場面もあった。   新型コロナウイルスの米国内の新規感染者は1日から3日間連続で過去最多を更新したが、演説では新型コロナにほとんど触れなかった。会場でマスクが配られたものの、着用している人はまばらで、感染拡大が懸念されている。   米メディアによると、ラシュモア山では山火事への懸念から約10年間花火大会が行われていなかったが、3日のイベントはトランプ氏の意向で強行された。 写真:歴代米大統領の顔が山肌に刻まれたサウスダコタ州ラシュモア山を訪れたトランプ大統領  

  • 大谷、二刀流で再出発 大リーグ  

    2020年07月04日

      【アナハイム4日時事】エンゼルスの大谷がキャンプ再開初日から「二刀流」のメニューをこなした。まずはブルペンに入り、変化球も交えて丁寧に37球。その後はバットを手に野手陣に合流し、同僚投手がマウンドから投げるボールをタイミングを計りながら見極める練習に取り組んだ。   この日の投球は力をそれほど入れず、打席ではバットを振ることもなかった。状態をうかがい知ることはできなかったが、練習前に取材に応じたマドン監督は「万事準備完了」だと言い切った。   コロナ禍が想定されなかった当初、大谷は打者で開幕を迎え、5月半ばに投手としてメジャーに復帰する予定だった。しかし開幕が遅れたことで60試合のシーズンを通して投打が可能に。仕切り直しされたキャンプで、2年ぶりの二刀流も本格的に再スタートした。 写真:ブルペンで投球練習するエンゼルスの大谷  

  • テキサス州、マスク着用義務化 違反で罰金も  

    2020年07月03日

    【ニューヨーク3日時事】テキサス州のアボット知事は2日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、公共の場所でのマスク着用を義務化する知事令を出した。アボット氏は「マスク着用は新型コロナ拡散を遅らせる最も効果的な方法の一つであることが証明されている」と訴えた。   アボット氏は以前、マスク着用の義務化に消極的だったが、感染急増を受け方針転換した。   州内で20人以上の感染者が確認されている郡が対象で、他者との距離を取るのが難しい場合のマスク着用が義務となる。違反した場合、1回目は警告、2回目以降は最大250ドルの罰金が科される可能性がある。  

  • 感染1日5万、過去最多 NY市と加州、店内飲食再開凍結  

    2020年07月02日

      【ニューヨーク2日時事】ワシントン・ポストによると、米国で7月1日に報告された新型コロナウイルス感染者が5万2770人となり、1日当たりの感染者として初めて5万人を超え、過去最多を更新した。米国では西部と南部を中心に新型コロナ感染者が急増している。   米国ではこの日、経済活動の規制緩和で、足踏みする動きが相次いだ。ニューヨーク市は1日、予定した6日からの飲食店の屋内営業再開を延期すると発表した。   市は一時、感染の中心地だったが、ピークを過ぎ、現時点では感染拡大を抑制できている。しかし、他州で飲食店から感染が広がる事態が相次いだことから方針を転換。ニューヨーク州のクオモ知事は「再開が賢明と判断できるまで延期する」と述べた。州内ではニューヨーク市だけが延期となる。   一方、経済活動の規制緩和を受け、感染者が急増中のカリフォルニア州では1日、新たに1万人近い感染が報告され、過去最多を記録した。ニューサム知事は1日、州内19郡でレストランや、ワイナリー、映画館、博物館などの屋内営業を停止すると発表した。バーは全面休業となった。期間は少なくとも3週間。19郡の人口は州の7割を超える。   フロリダ州のマイアミビーチ市も未明の外出を禁止した。米国では37州で感染者が増加傾向にあり、経済活動再開を停止あるいは後退させる地域が19州に拡大した。