連載・コラム テリー伊藤の東京チャンネル

テリー伊藤の東京チャンネル

  • 西川史子さん、お疲れさま!

 

    西川史子さん、お疲れさま!  

    2020年03月26日 テリー伊藤の東京チャンネル

    TBS「サンデージャポン」に一緒に出演している西川史子さんが、13年の長きに渡ってレギュラーとして活躍していた番組を卒業することになった。 何故辞めたのか実は私もよく知らないのですが、以前から、もうすぐ50歳になるからもう一度医師の仕事をやりたい、と言っていた。恐らく本音だろう。   長くタレントをやっていると、身の回りの世話を周りの人がすべてやってくれるのが普通の感覚になってくる。お化粧はメイクさんが、衣装はスタイリストさんがやってくれる。ホリプロという一流の芸能事務所に所属していたので、マネージャーも人格者が就いている。 しかし、医師に戻るということは、そんなサポーターがいつもついてくれる訳ではないと思う。病院まで送迎と言うのも、大先生ではないのでおかしい気がするが、彼女の性格だと、運転手付の出勤となるのかな。  

  • 山の手なのか下町なのか、武蔵小山の住み心地

    山の手なのか下町なのか、武蔵小山の住み心地

    2020年03月18日 テリー伊藤の東京チャンネル

    私は休日によく品川区にある武蔵小山商店街パルムに遊びに行きます。目黒や自由が丘も近く、本来なら高級住宅地になってもおかしくないのに、何故か山の手に在りながら昭和の下町の雰囲気が漂う。そんな街にあるこの商店街が大好きなんです。昭和31年(1956年)にオープンした日本初の大型アーケードは、完成時は「東洋一のアーケード」といわれた。その後も延長拡大し、現在は武蔵小山駅から中原街道までの全長800メートルの東京で最も長いアーケード商店街になっている。寅さん映画に出てくる件品交換会場や、目方で洋服を売っているようなディスカウントショップがあったり、ペットショップ、老舗の日本蕎麦屋、マッサージ屋さんなど多岐にわたっていて、お客さんのニーズに応えてくれている。この街は本当に良い!約250店舗のこの商店街に来れば、年齢を問わず、半日は時間をつぶすことができる。まさに昭和の香りがする「オールウェーズ3丁目の夕日」の世界である。    しかし、この街に異変が起きたのだ!長年、高層ビルがまったく建たなかったこの街に、駅前開発に伴い、なんと地上41階、地下2階建ての三井不動産「パークシティー武蔵小山」が出来たのだ!人情の街武蔵小山に、まさに黒船のようにやってきたのだ!  目黒駅から2駅5分、渋谷まで20分、圧倒的に交通の便が良いのだ。街が再開発されなかったのが実は不思議なくらい。エアーポケットに入ったようなほっとする風が吹いていたこの街に、ニューウェーブが押し寄せてきた。    私の友人のメイクさんも、3人の子供と家族5人で狭い一戸建てに住んでいる。そんな彼女が「なんか複雑な気持ちなんですよね~。お金持ちや投資等で儲けている人達が巨大なタワーマンションの高層階から、私達が住んでいる下界を見下ろしているんじゃないかなと思っちゃう。街の雰囲気が変わっちゃうんじゃないかしら。」とため息をついていた。一方、商店街の人達からは「新しい人たちが来てくれればこの街にお金を落としてくれるので、結構なことじゃないの。」という声も当然聞こえてくる。    考えてみれば、都心のあちらこちらで、旧住民と引っ越してきた人達の間でこんなギャップがあるのだろう。私も実際どんな雰囲気か下見をしてきました。マンションの下から見上げれば、首が痛くなるほどの高さでした。40階からの景色は、さぞかし富士山も綺麗に見えるんだろうな~。東京湾の花火もバッチリ見えるんだろうな~。夜空も近くに見えるのかな~。おっとっとっと、完全に私はタワーマンションに魅了されているでないか!更に1階のモールに目を通せば、見たこともない高級冷凍食品の専門店もある。これは便利だ。カフェからはいい香りがしてくる!どうやら私はこの新しいタワーマンションの魅力に惹かれてしまいました。

  • 政治の怒りは若者に任せろ

    政治の怒りは若者に任せろ

    2020年03月11日 テリー伊藤の東京チャンネル

     テレビを見ていると、こんなことが頭に浮かんだ。 国会では相変わらず「桜を見る会」の問題を取り上げている。七つの疑問。 1.税金の私物化 2.参加者の年々増加 3.反社や半グレなどが参加している  4.元山口組組員も参加していた  5.マルチ商法の宣伝に利用されていた  6.招待者名簿の破棄やデータを復元できない  7.前夜祭を開催していた。 ANAインターコンチネンタル東京側の答弁のちぐはぐさ。    これらには、さすがの自民党支持者も批判の目を向けている。その問題だけではなく、森友加計学園問題での不透明さが消えないままでいる。東京医科大学に始まる各大学の不正入試問題なども本来なら大事件であるが、ぐずぐずのまま現在に至っている。大人ばかりが怒っているような気がする。特に森友加計学園、医大不正入試問題などは、若者自身の人生を左右する一大事件のはずだが、何故かあまり国内の高校や大学では騒動になっていない。こんなことがアメリカだったら、若者自身から騒ぎだすのではないだろうか。    日本ではきっと、大人が怒っているから、若者は自分たちが声を出さなくても良いと考えているのだろう。そこで私はひらめいた!大人はもう、世の中の理不尽な出来事を、正論をかざして糾弾するのを止めてみてはどうだろうか。そんなことは若者に任せれば良いのではないか。日本ほど政治を語らない若者が多い国はない。だったら、発言できる場所や権利を与えたらどうだろう。もう、おっさんやおばさんが当たり前のことをテレビ・ラジオでしゃべっている場合じゃないのだ。情報番組のコメンテーターをすべて若者に変えてはどうだろう。大人たちが知識だけで立派なことを言っても、若者の心には届かない。よく「最近の若者は政治に関心がない。社会に関心がない。由々しき問題だ!」というけれど、本当は大人たちの保身で、若者たちにその機会や場所を与えていないのではないか。    私の生まれ育った築地のオヤジたちも「息子が成長しないで困っているよ。」と言っているが、あれも結局はオヤジたちが財布を握っているからだ。父親がその場所をどかないから、子供は実力を出せないのではないか。では、そのポジションを譲った大人たちは何をすればよいのか。遊べばいいんだ!うつつを抜かすほど遊べば良いんだ!金のある奴はそれなりに。金のない奴もそれなりに。そうすれば、オヤジたちも新しい何かを見つけることができる。

  • 東京マラソン、一般参加中止

    東京マラソン、一般参加中止

    2020年03月04日 テリー伊藤の東京チャンネル

     3月1日に開催の東京マラソンの一般参加者3万8000人の出場を、感染が拡大する新型コロナウイルス「COVID-19」による肺炎の影響を考え中止し、エリート選手約200人のみで実施。男子は東京五輪選考会を兼ねている。びっくりするのは、規約に基づき、参加料やチャリティー寄付金を返金しない方針だ。特例として、来年大会の出走権を与えるが、エントリーする場合は別途参加料が必要になる。東京マラソンの参加料は国内1万6200円、海外1万8200円、チャリティー寄付金は10万円といわれている。大会エントリー規約は「積雪、大雨、落雷、竜巻、地雷、テロなどの時は参加料のみ返金」となっている。そう、コロナウイルスはこれらの規定に入っていないのだ。本当にびっくりだ!    実は東京の異変はこれだけではない。先日赤草の行き付けの洋食屋「ぱいち」に行ったのだが、雷門の前にも中国人観光客の姿はほとんど見かけなかった。店の主人に恐る恐る「景気はどうなの?」と聞いたところ「浅草全体で4割減ではないかな。」との返事だった。お土産ものがまったく売れず、特に中国人が好んで買ってくれた「揚げ饅頭」が売れ残っていて、1~2か月の消費期限のある商品ではあるが、ここままでは廃棄処分を考えなくてはいけなくなるそうだ。私が浅草に行ったのは日曜日の夕方。普通なら凄い賑わいの仲見世通り裏が、怖いくらい閑散としていた。    それだけではなく、都内の一流ホテルが今、空席ラッシュだ。先日も恵比寿のウエスティンホテルが1泊1万円というびっくりの値段で売られていた。私の実家の玉子焼き屋「丸武」の築地店、豊洲店でも外国人の人影はまばらだ。銀座、渋谷も同じような有り様だ。連日テレビでの「新型コロナウイルス」報道で、日本中の薬局からはマスクと消毒スプレーが消えてしまった。先日学芸大学駅前にある薬局に開店10時前から並び、ようやく「マスクひと箱」を買うことができた。そして15分後にはもう売り切れ状態になる。    こんな状況で、夏の2020東京オリンピックは開催できるのだろうか。世界中の人々が日本に来てくれるのか本当に心配になってきた。それにしても、東京、いや、日本中の観光地は静かだ。でも考え方を変えると、今こそ京都に行くのが良いのではないか。静寂の都、古都、石畳の街を散策し、嵐山を訪ね、三千院で時の流れを楽しみ、そう、テレビCMの「そうだ京都に行こう」これではないか!この静けさこそ、本当に京都の魅力と感じる。夜の祇園も先斗町も昔のようだ。町並みをじっくり味わうことができる。    そんなわけで、この記事がLALALAに掲載される頃には、私は京都で一番のお気に入りのお寺「中尾山 宗蓮寺」の縁側で美味しいお茶を飲んでいることだろう。

  • 崎陽軒のシウマイの秘密

    崎陽軒のシウマイの秘密

    2020年02月26日 テリー伊藤の東京チャンネル

     テレビ局には色んな弁当業者が出入りしていて、幕の内、天むす、サンドイッチBOXなど、各ジャンルの弁当が豊富にある。その中でも、圧倒的に人気を誇っているのが「横浜崎陽軒のシウマイ弁当」です。1928年(昭和3年)の発売以来、変わらないレシピで、国産豚肉とオホーツク産の干し帆立貝柱が豊かな風味を出している。このシウマイの特徴は「冷めても美味しい」ことだ。ひと口サイズが女性に大好評。そして何といっても、冷めてもうまい!テレビ局で出される弁当は、時には製造から10時間位経ったものもある。収録が長引いたり、ロケ先だったりで、普通の仕出し弁当だと冷たくなって味が半減してしまうのだが、不思議なことにこのシウマイだけは同じ味で食べることができるのだ。    テレビ局では、年配の役者さんから10代のアイドルまで皆、楽屋に入って崎陽軒のシウマイ弁当があるとニッコリする。マネージャーさんにも大好評。私は、食べない時は、番組のADに渡すと、みんな笑顔になってくれる。このパワーってすごいですよね!こんなうまい弁当を1928年、今から92年前に作り上げたのだから、創業者はどんなに凄い人なんだろう。当時焼売は中華料理店で食べるもので、弁当に入れるものではなかった。異国情緒たっぷりな横浜で売るのだから、中華街も近くにあるし、本場の焼売を出そうと考えたのだろう。当時新幹線も無く、東京駅を出発して、これから長い東海道本線を走る時、横浜で弁当を買うのは楽しかったことだろう。今と違って、電車の窓を開けることができ、窓から弁当を買えた。インパクトのあるシウマイ弁当は旅人達に好まれたに違いない。最近は、海外の観光客も買ってくれるという。有難いことだ。    子供の頃に親に連れられて食べた思い出、大人になって恋人や家族と食べる美味しさ、みんなの人生の傍らに崎陽軒のシウマイ弁当はいる。こんな幸せなお弁当は他には無いのではないか。戦後一時期、それ迄男性の売り子だったのを、チャイナ服姿の女性を起用し日本中に話題を提供した。    先日、私は新横浜にある崎陽軒の工場見学に行った。出来立ての温かいシウマイを食べさせていただき、とても美味しかった。じゃあテリー、冷めているシウマイと、どっちが好き?と聞かれたら、私は冷めた方が好きだと答える。何故なら、その味は、おふくろと一緒に食べた味を思い出すからだ。そう、崎陽軒のシウマイの味はそれぞれの人生の思い出の味なのかもしれない。